息子の日記と小説

小学校1年生の息子が先日、夏休みの宿題の「絵日記」をかいていました。

許可をとりつつ、日記部分をちょっと拝見してみました。
この日記について、義務教育下での評価は分かりませんが、私なりに評価しました。

自分のことや他人のことなど感情を含めて書いてあります。
ひらがなも覚え、書けるようになったようです。
小さい「っ」の使い方も分かっているようです。
良く書けているなという印象です。
親ばかですみません。

私は小説を読むことが好きなのですが、小説的な視点で検討してみました。
小説家の高橋源一郎さんが『一億三千万人のための小説教室』という新書をだしています。
小説を書くための鍵を渡しながら、小学生に小説の書き方を授業していくという話です。
もちろん、小学生だけでなく大人も対象にしている本です。
そして、最後の鍵としてこう記してあります。

自分のことをかきなさい、ただし、ほんの少しだけ、楽しいウソをついて

高橋源一郎:『一億三千万人のための小説教室』、岩波書店、2002年6月20日

日記にはウソは書いてありませんが、自分のことを小学校1年生なりに書いてありました。
少し手を加えれば、小説になってしまうのではないかという感想をもちました。

夏休みで毎日遊び回っている子どもたちですが、成長しているのだなとおもいました。

観に行った映画は、クレヨンしんちゃんのようでした。
「しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 〜とべとべ手巻き寿司〜」

帰ってきたら、下の娘から「超能力って何?」という質問ぜめにあいました。

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