認知の歪み

先日、ボタンが取れました。
同じシャツを2枚所有していて、2枚とも同じ個所のボタンが取れました。
2回ボタンが取れたことになります。

私はシャツやスニーカーなど日常で着用したり、利用するモノは同じものを買ったり所有することが多いです。
スニーカーにいたっては大学生の頃から、ニューバランスの同じサイズの色違いを履きまわしています。

3日間のうちにボタンが2回同じように取れてしまったことを妻に話すと、不吉な予感がする。
縁起が悪いといわれました。

逆に私はよかったじゃないかといいました。
ボタンは取れるものだし、遠出をしたときや人と会っている時にボタンが取れなかったのだからラッキーだとおもいました。

上の会話のように何か一つのことが起きたとして、人によってはとらえ方が変わってきます。

悪い方に考えてしまったり、非合理的な思考パターンをしてしまうようなことを心理学や認知行動療法では、「認知の歪み(にんちのゆがみ)」といいます。
過度な認知の歪みは、抑うつ状態や不安定な精神状態につながるといわれています。

ただ、楽観的な思考が全て正解という訳ではありません。
立ち止まったり、悪い方に考えることも危険を察知するうえでは必要な場合もあります。
私はどちらかというと楽観的思考よりなので、バランス感が大切だと自覚しています。

鍼灸師なので裁縫で指をケガしたくありません。
危険を察知、回避しつつ今回もボタンは、お願いして妻に付けてもらいました。

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