高知城と四国山地

先日、息子と車で高知城へ行ってきました。
往復約520㎞の行程でした。

この日の高知市は、気温12度で良い天気でした。
高知市の気候は温暖でもあり、夏は暑いようですが冬は明石市や神戸市垂水区より過ごしやすい印象でした。

高知城は木造6階建ての平山城です。
鉄筋コンクリート造ではなく、木で造られ石垣も綺麗で雰囲気のある素晴らしいお城でした。

高知城は、30年くらい前に観たスタジオジブリの作品『海がきこえる』にでてきたので、気になっていたお城でした。
『海がきこえる』は、私が感性豊かな若い頃、20歳前後に観た映画なので印象に残った作品です。

49歳の私です。
息子に写真を撮ってもらいました。

国道32号線を走りました。
約60㎞の行程のなかには、吉野川渓谷の「大歩危(おおぼけ)」など四国山地の山道を走っていきました。

この日は日本列島に寒波がやってきていて、四国山地でも雪が降っていました。
一部区間、吹雪いていました。
気温は0度前後でした。

夏用タイヤでしたので慎重に進みました。
ただ午前中の早い時間帯は、車の通りも少なめでしたのですいすい進めました。

ところで、雪の日に山道なんか「危ないじゃないか?」と思われるかもしれません。
妻にも言われました。

視界が次第に雪景色に変わるなか、車を走らせながら考えました。
本格的に雪が積もったら高知市内でスタッドレスタイヤを買う。

もし帰れなかったら、高知市内で1泊して帰る。
息子の学校は翌日、学校行事の振替のため休日でした。

現実問題として、運転はどうしたのかと言うと急ハンドル、急ブレーキに気をつけました。
専門的になりますが、「荷重(かじゅう)」を意識して運転していました。
荷重さえつかめれば大きく滑ることはないと理解しています。
曲がるとき滑ってしまうのは、荷重が抜ける状態、荷重がすっぽ抜けることだと思います。
なお、ここでいう荷重とは車の重心のようなもので、身体で感じる感覚的なものになります。
ハンドルの舵角操作に頼らず、車を曲げていきました。
昔、仮説と検証を重ねながら運転の練習、特訓をしました。
鍼灸の理論と技術も同様に仮説と検証の繰り返しをしています。

ちなみに私は、走り屋ではありません。
現在、ゴールド免許の状態で普通第二種免許と大型二輪免許を保持しています。
年齢的にも再取得は困難です。
失いたくないので、車間距離も取りますし交通ルールは守ります。

帰りは一部パラパラ雪が舞う程度でした。
すると交通量は増えていました。

なにも雪の日に四国山地などへ行く必要がないと言えば、そのとおりかもしれません。
しかし、一応自分なりにリスク管理をしていました。

高知城での気持ちのいい天気と四国山地の雪景色。
ギャップが印象的で、雪の日にしか味わえない世界がありました。

高知県に行き、ざっくりとですが四国4県を回りました。
今後、個別の県の理解を深めていきたいと思います。

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