以前、書いた記事の改編版です。
昔、MRI検査を受けたことがあります。
MRIは磁気共鳴画像装置といわれます。
人体に強い磁場をかけたり、それを解除したりし人体中の水素原子核やリン原子核が揺れ動く現象をデータとしてとらえます。
このデータをコンピューター処理することにより画像を合成するものです。

得意とする撮影部位は脳、脊髄、関節腔等です。
画像描写の精密さに優れ、水平断だけでなく、矢状断や前額断のような任意の方向の断層撮影ができます。
私もCT(コンピューター断層装置)で膝を撮影したのですが、不十分だったので改めてMRIで撮影しました。
膝ですと、半月板や靭帯の撮影にはMRIが適しています。
MRI検査の特徴、検査を受けての感想です。
大規模な病院でないと検査できません。
必要な設備も含めて高額な検査機ですので、置いている病院は少ないと思います。
検査専門の医療機関で撮影もしています。
私は紹介状を書いてもらい、以前住んでいた住まい近くの東京警察病院で撮影しました。
強力な磁場をかけるためにペースメーカーやステント(心臓の冠動脈拡張のための金属片)などの金属が体内に埋め込んである場合は撮影できません。
聞いた話ですが、埋め込んだ状態で撮影すると、金属がとけて爆発するらしいです。
入れ墨も撮影できないことが多いようです。
金属片などについては、撮影前の問診で十分に聞かれます。
撮影時間が20~40分と長く、ドーナツ状の狭いところ(ガントリー)に入ります。
音が「カーン」や「バリバリ」と鳴ります。
轟音なので、ヘッドホンをします。
撮影時は動けず、じっと耐えます。
何かあった時の非常ボタンを渡されます。
私は、撮影に30分かかりました。
MRIは撮影装置なので、目的は診断になります。
病気やケガを治すことはできません。
また、MRIは万能ではありません。
映らないこともありますし、画像からは判断に迷うこともあります。
私の膝もMRIでは判断ができませんでした。
私の主治医は触診や「アプレーテスト」などの検査法を最終判断の材料としていました。




