モグサ(艾)~灸頭鍼~

以前、書いた記事の改編版です。

普段治療では、灸頭鍼という手技を使います。
鍼の頭に丸めたモグサを付けて温めます。
鍼と灸の2つの効果が期待できます。
灸頭鍼は受けると、とても気持ちいいです。

この灸頭鍼に使うモグサは、安全性、治療効果、品質、価格などの面で鍼灸師を迷わします。
灸頭鍼用モグサを選ぶにあたり様々な指標がありますが、宮川浩也先生は『温灸読本』の中でモグサ選びについて参考となる事を述べています。

・火力(熱量)から
「まれに粗悪モグサでもまとまりのよいものがあります。これは掘り出し物です」

・まとまりやすさから
「整形する上でまとまりやすいものが大事」

・安全性から
「艾球を作って2つに割ってみます。そのときクラゲの足のように足が伸びていると、クラゲの足がからみついて艾球が割れることがありません」

・コスト面から
「モグサは…ランニングコストを考慮する上でも、慎重に鑑別しましょう」

まとめると、
・ある程度の火力(熱量)が必要なため粗悪モグサでよい
・まとまりやすいモグサ
・クラゲモグサ
・低コストなモグサ

写真のモグサは、以前私の使っていた1㎏11,000円前後のモグサです。
このモグサは中国産モグサをブレンドしていない純国産モグサです。
煙もきつくありません。
掘り出し物のモグサでした。

現在も上記に近いモグサを使っています。

〈参考文献〉
宮川浩也 『温灸読本』 2014年 株式会社医道の日本社

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