カブトムシとりに、ワナを仕掛けに・・・

自宅から5分くらいのところに大きな公園があり先日、子供たちとカブトムシをとりにいきました。

まず前日の夕方に、バナナと焼酎と砂糖で作った仕掛け(ワナ)をクヌギに巻き付けておきました。
また、シロップをはけで木にたっぷり塗っておきました。
手順はネットで調べておきました。

翌朝4時30分、仕掛けにカブトムシが集まっていることを期待しつつ見に行きました。
が、アリとダンゴムシしか集まっていなくカブトムシはとれませんでした。

まだ、薄暗い帰りのなか、落ち葉がたまっていた側溝に気がつかず、つまずき転倒してしまいました。
年甲斐もなく結構、派手に転びましたが、どうやら左足首をねんざしたようでした。

今回、カブトムシに仕掛けたワナは失敗しましたが、私が落とし穴のようなワナにかかってしまったようでした。

足を引きずりながら、どうにか自宅に帰りました。
痛みが強かったのですが、骨折はしていないようだったので病院へは行かずお灸で治療をしました。
なお、骨折の場合は、「偽関節」といって骨がつかなくなる場合があるので、病院で処置をしてもらう必要があります。

御見苦しいですが、写真は私の足です。
左右の足首を比べてみると、左足首の外側が腫れていました。

今回の灸は、炎症や腫れに効く灸をしました。
業界では、「知熱灸(ちねつきゅう)」といわれています。
古典的な鍼灸治療をする鍼灸師が、好んで使う灸法です。

実は、前回の記事で紹介した『黄帝内経 霊枢』経脈篇でも少しふれられています。

「盛則寫之」
盛んなるは則ちこれを瀉す。

要約すると、実証には瀉法を使うとあります。

「実証」という言葉は、現代の医学にぴったり当てはまる症状はありません。
私のねんざのケースでは靭帯の損傷といったところです。
炎症反応がおき、腫れがあり、急性の症状です。

「瀉法(しゃほう)」も東洋医学独特の表現です。
瀉法とはいろいろな解釈がありますが、余分なもの、余ったものを別のところに移動させるようなイメージです。
また臨床では、余分なものを抜くようなイメージでもいいかもしれません。

灸によって余分な熱、腫れ、痛みを移動、または抜くような治療をしました。

腫れている箇所、痛みの強い箇所に何壮かしていきます。
最後まで焼き切ると火傷をするので、熱いと感じたらすぐとります。

なお、瀉法の逆に「補法(ほほう)」という概念、治療法があります。
今回の灸は瀉法の灸で、炎症している患部に補法の灸をすると症状が悪化します。

知熱灸は、応用範囲の広い灸法です。
お灸をしておくと治りが早まります。

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