読書の秋

今年は秋が本当に短かった印象です。

秋に「読書の秋」ということで長編小説を読み始めました。
秋が短かく冬に読んだという感じでしたが、先日読み終えました。

山岡荘八『小説 太平洋戦争』全6巻を読みました。
1冊600ページくらいあるので、読みごたえがありました。
私の太平洋戦争の断片的な知識がつながり、流れをつかむことができました。

また、現在の小説やマンガなど多くの作品が太平洋戦争を参考にしていたり、影響を受けていることも分かりました。
例えば、村上龍『五分後の世界』は、『小説 太平洋戦争』を読むと理解が深まり、面白さが増します。
日本軍の攻撃は「夜間の奇襲攻撃」、「切り込み隊」といったものに特徴があったようでしたが、マンガなどの描写にもみられます。
小説家やマンガ家は歴史の勉強をしているということだとおもいます。

長めの本を読み今は少し疲れてしまったので、星新一『悪魔のいる天国』のショートショートを読んでいます。
さらっとですが、意外と残酷な描写もあります。
1975年に発刊された本ですが、こちらも面白い小説です。

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